コラム

SKIMAに出品して放置していたら数年越しに初めて購入された話

こんにちは!

閲覧いただきありがとうございます!
今回は表題の通りのお話です。

私はずっと絵が趣味で、それが仕事にできたらいいなと思っていました。

でも世の中に私よりも絵が上手い人はごまんといます。

「絵を仕事にできたらいいな…」

そんなことを思いながらも

「自分なんかの絵を購入してくれる人がいるはずない」
「こんな下手くそな絵で出品して笑われたら嫌だな」
「いざ依頼されても、期待通りの絵を描けなかったらどうしよう」

なんて考えが頭をよぎって
なかなか出品には踏み切れませんでした。

そんな私が

なぜイラスト受注の出品をすることになったのか?

それから

どうやって今回の依頼に繋がったのか?

をお話ししていきたいと思います。

自分に自信がなくて出品ができなかった

絵のお仕事に限らず
何かしら副業をしようとしている方の多くは

「自分なんかに出来るのだろうか?」
「もし依頼をもらえたとして、期待に応えられるだろうか?」

という不安を抱いているのではないでしょうか?

私自身、絵を描くこと自体は好きでしたが
描く過程で思った通りに描けないことが多く
自分自信の絵を上手だと思ったことはありませんでした。

実際、SNSのフォロワーも100人程度で
いいねも数件ついたら良い程度なので
俗に言う「神絵師」の部類ではないと思います。

なぜ出品することにしたのか?

ではそんな私が
なぜ出品をすることになったのかについて
お話していきます。

結論を言ってしまうと

行動を起こさないと何も変わらないから

です。

わざわざ言われなくてもそんなこと分かっているよと
思われるかもしれませんが

心の中で「いつか絵を仕事にしたいな」と思っているだけ
SNSで絵を投稿しているだけでは
仕事の依頼は来ません。

SNSなり、スキル販売サイトなりで

「絵のお仕事受け付けていますよ!」というのを

世間に公表しなければ

もし、仮に、私の絵を素敵だなと思って
見てくれている人がいたとしても

「依頼しよう」という発想にはつながらないと思います。

ですが、金額とイラストをセットで公表していれば

「この金額でこのクオリティなら依頼しても良いかも」

と考えてくれる余地が生まれます。

それに、出品すること、発信すること自体に
お金はかかりません。

もっと言うなればSNSで
「絵のお仕事を受け付けます!」と発信するのは
「上手くもないのに、絵の仕事受けようとしてるよ」と
周りに笑われるような気がして恥ずかしさがあったり

定期的に発信し続ける手間もかかります。

ですが、スキル販売サイトであれば
そこに商品として出品しているだけで
誰かに見られる可能性があります。

実際は、定期的に更新をしていなかったり
SNSで広報をしなければ
ほとんど見てもら得ることはないと思いますが

それでも、可能性が「0」ではなくなります。

などといろいろ考え

結局私は、SNSで「依頼を受け付けます!」という
勇気はでなかったので
まずはSKIMAというイラスト販売サイトに
登録することにしました。

当然依頼は来なかった

さて、自分なりに他の方の出品も参考にしながら
ドキドキして出品したものの
そう簡単にお問い合わせは来ませんでした。

最初は毎日、閲覧がついているかな?
お問い合わせが来てないかな?と
そわそわしながら自分の商品ページを見ていましたが
それもだんだんしなくなっていきました。

そして、出品して数ヶ月のうちは
いつお問い合わせがきてもいいように
アプリをスマホに入れていましたが

ついにはそのアプリすらも削除してしまいました。

ただこの時幸運にも
消えたのはスマホ上のアプリだけでした。

そう、出品ページは残ったままだったのです。

数年越しに来た依頼

そこからさらに数年。

もうスマホ上からアプリも消してしまっていましたので
SKIMAに登録したことも忘れていました。

そんなときスマホにある通知が届きます。

SKIMAにお問い合わせメッセージがきたというものでした。

お問い合わせがきたときに
メールでも通知が来るように設定していたので
それが機能したようでした。

慌ててSKIMAを開くとそこには
イラスト制作をお願いしたいので、料金を相談させて欲しい
という相談が届いていました。

数年越しに自分の出品ページを確認してみた

幸い私は現在フリーランスとして活動しており
絵のお仕事は受けたことがありませんでしたが

他のクラウドソーシングサイトで仕事を受けたり
クライアントとやりとりをしながら
納品まで進めることには慣れていました。

そして改めて、数年前の自分が出品した商品ページを確認しました。

すると、今の私では考えられないような
稚拙なプロフィール文、出品文が記載されていました。

初心者丸出し、自分が依頼者だったら
こんな自信がなさそうな人に依頼しても大丈夫かな?
と思うようなものでした。

しかしそれでも、こうやって問い合わせにきてくれた方が
いらっしゃったのは事実です。

出品しなければ可能性は0%のままです。

でも出品したりSNSで発信したりと
何かしら世の中に対して発信をすれば
その0は、1%、1%に満たなかったとしても0ではなくなります。

そして0%でない以上、
起こりうる可能性があるということです。

それを今回、身をもって体験できたと思います。

今回依頼を受けて感じたこと

さて今回この記事を書いたのには
2つの理由があります。

1つは、同じように自信がなくて行動できない方に
勇気を持って欲しいから。

「行動を起こさないとずっと可能性は0のまま」と
頭では分かっていても

「行動に起こしたところで
限りなく可能性が0に近いなら
やってもやらなくても一緒じゃん」

どこかやらない理由を探していました。

ですが、ずっと心の片隅では

好きなことを仕事にしている人が
羨ましかったです。

インターネット上では
名前を変えて別人を演じることは容易にできます。

「知り合いに知られるのが恥ずかしい」と
思う方は、知り合いにバレないようなアカウントを新しく作成して
出品してみてはいかがでしょうか?

そして2つ目は
需要は思っている以上にあるということ。

こちらは今回出品しての気づきではないですが
私は普段、フリーランスの方の採用業務を行なっています。

その中で採用基準となるのは
必ずしも「スキルや実績があるか」ではないということです。

もちろん即戦力を求めている企業もありますので
その場合は、わかりやすいスキルや実績がないと
採用は難しいと思います。

しかし一方で、
未経験の方に絞って採用活動を行っている企業も
たくさん見てきました。

「自分の実力では必要とされないかも」
というのはあなたの主観でしかありません。

もし今まで仕事にたどり着けなかったのだとしたら
単純に、あなたを必要としてくれる企業や人と
まだ出会えていないだけなんです。

なのでぜひ、まずは応募、あるいは出品してみてください。

勇気がでなければ私が背中を押します。

一緒に理想のキャリアを手に入れましょう!