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自己紹介

基本情報

<現在のお仕事>
・オンライン秘書
– マネジメント:経営者のコーチング、チームメンバーのマネジメント
– 事務:資料作成、スケジュール調整、リサーチ、データ入力、メール対応など
– 経理:契約書・明細書・請求書の作成、各種払い出し業務、領収書の仕分けなど

・カスタマーサポート
– LINE(LステップやUTAGEなど)を用いた顧客管理、メッセージ対応
– 面談対応(キャリアに関するコーチング面談を毎月約50件担当)

<経歴>
・2019年3月 関西私立大学の理工学部を卒業
・2019年4月 新卒で大学の事務職員に就職
→3年半勤務の後独立。
・2022年6月〜 フリーランスで営業代行を1年半経験。
開始してから半年後に、チームトップの売り上げをあげる。
・2023年12月〜 営業時代にお世話になった経営者の方の秘書を始める。

人生を本気で考えるきっかけになったのはコロナ禍

コロナ禍をきっかけに、働き方を見直し始めた
という方も多いのではないでしょうか?

かくいう私もその一人です。

元々私は、公務員の両親の元に生まれて
いわゆる「優等生」として過ごしてきました。

学生のころは、なんとなく自分も公務員になるのだろうなと思っていたし
自分自身、公務員になりたいなと思って生活していました。

しかしいざ就活の時期になると、もう世の中は
「終身雇用が当たり前」の世界ではなくなっていました

ずっと

「自分も公務員として定年まで働いて
そのあとは年金で老後をゆるゆると暮らしていくんだ

と思って育ってきたので

いざ「今はもう終身雇用が当たり前じゃない」と
突きつけられたとき

自分の中の「安定」という概念が崩れて
何を道標に頑張れば良いのかが分からなくなりました

そして悩みに悩んだ私は

「一旦は適当に受かった職場に就職して
数年後に転職すればいいや」

と選択を先延ばしにしました。

しかし頭では
「将来の準備を今のうちにしておかないと」
と思いながらも

「いつかやろう」
「準備するとは言っても何していいか分からないな」
と転職活動すら行わない日々が続いていました。

そんなときでした、世の中が大きく変わったのは。
コロナが大流行し、ほとんどの企業がリモートワークを導入しました。

その中で副業・独立をして
会社以外で収入を作るかたも多く見られるようになり

そこでやっと

「自分もリモートで働けるようになりたい!」

「会社で働く以上の収入を作れるようになりたい!」

と、働き方を変えようと考えるようになりました。

 

加えて

このタイミングで何かしら
 副業を始めておかないとまずいんじゃないか

とも思いました。

 

というのも、世の中でほとんどの人がリモートワークを経験しています。

また、AIが出てきたことで

AIを使いこなせる人は
効率化をしながらどんどん売り上げをあげていきます。

そんな中、変わらず事務をしながら、同じ職場に通い、
同じような毎日を送り続けていたら、どうなるでしょうか?

だんだんと自分の仕事はAIに置き換わっていき
いつかは職場を追い出されるんだろうなと思いました。

そして将来的には体力も衰えていく中
肉体労働や精神的に苦痛を伴う仕事しか残らず
しかも低賃金で働かされる未来…

これらを想像して

それだけは何が何でも回避したい!!

というのが原動力となりました。

それまではなんとなく
「いつかは手に職をつけないとな」なんて
悠長に考えていましたが

今動かないと、世の中についていけなくなると思い

いよいよ本気で別の働き方を考えることにしました。

事務職からの副業・独立

さて、手に職をつけるために何かしよう!と思っても、

何から始めたらいいのかが分かりません。

今まで会社で働くことしか考えたこともなかったし

そもそも今まで事務職しか経験したことがない自分に

何かをできるとも思えません

当時流行っていたのは

エンジニア、動画編集、WEBデザイン、SNS運用、、

などでした。

しかし私はどれも「自分には無理だな」と諦めました

というのも、以下の2つの要素が引っかかったからです。

将来性がない

1つ目は将来性がないこと。

将来のことなんて誰にも分からないので
もしかしたら、今よりももっと大きな需要が
できている可能性もあります。

しかしAIが出てきたことで

今までスキルを必要とされてきた仕事が
「誰でもできる仕事」に置き換わって行く時代です。

せっかく頑張って身につけても
数年後には役に立たなくなっていたら嫌だな

と思い、これらの選択肢は候補から除外しました。

競合が多すぎる

もう1つの理由は競合が多すぎること

私と同じように
コロナ禍をきっかけに副業を始める方が
たくさん居ました。

動画編集やデザインなどを好きでやっている人は

寝る間も惜しんで、1日何時間もそれと向き合っています。

仮に今から参入したとしても

それだけの熱量を持った方々と勝負するほどの

努力はできないなと感じました。

そして、ああでもないこうでもない、と散々彷徨った挙句

私が最終的に辿り着いた職業は「営業職」でした。

営業代行で疲弊したフリーランス時代

私は就職活動の際、真っ先に営業職を
選択肢から排除した人間だったので

まさか自分が営業をすることになるなんて
思ってもみませんでした。

同じように「営業はなんとなく嫌だな」と
思っている方も多いのではないでしょうか?

私が営業職に就くことになったのは
ある経営者の方との出会いがきっかけでした。

「何を買うか、より誰から買うか」

なんて言われたりしますが

つまりは、世の中に「良いもの」は溢れているんです。

もう、質ではほとんど差はつけられない時代です。

そうなると

いかに自分の商品・サービスをよく魅せられるか
「この人から買いたい」と思ってもらえるか
が重要になってきます。

逆に言えば「売る力」さえ身につけば
極端な話、どんなものからでも収入を生むことができます

…という話を聞いて

なるほど!!確かに!!

と思ったわけです。

正直「営業」と言う名前だけで
なんとなく抵抗があるくらいには苦手意識がありましたが

持っていて困らないというか

自分で収入を得る力を身につけたいなら
必須の能力かと思い、

やるだけやってみて
それでもダメなら営業は諦めよう、くらいの気持ちで

まずは営業から始めることにしました。

全く成果の出なかった半年感

営業が未経験というのもそうなんですが
そもそも、社会人経験も短かったので

一般的なマナーのようなところから叩き込まれました。

そしていざ営業!といっても

売り込みと思われたくない」なんて思ってしまったり

そもそも「どうやって買ってもらうのか?」が分からないので
雑談をして盛り上がりはするけれど
商品については触れられずに終わる

みたいなことだらけでした。

最初は「初めてなんだし仕方ない」なんて思っていたものの

1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、、と経つうちに
だんだん焦りも出てきます。

商品を扱わせてもらっているのに成果を出せないこともそうですが
こんなにも「商品を売る」のが難しいのかと痛感しました。

そして何度も挫折しては
辞めたいという思いに駆られましたが

そもそも私の原動力は

「どんな仕事が残っているか分からない未来に備えて
自分で収入を得る力をつけておきたい」

です。

ここで「自分の売りたい商品を売る力」を身につけなければ
将来、仕事を選べなくなる未来が待っているだけです。

何が何でも成果をあげないといけないという気持ちで
最終的には「分からないことが分からない」と
知り合いの営業マンに泣きついたりして

なんとか少しずつではありますが感覚を掴んでいきました。

トップまで上り詰めると同時にどん底へ

そんな一切成果の上がらない時期を経たあと
徐々に成果が出始めます。

そしてがむしゃらに頑張った結果
ついに、成績トップにまで上り詰めました。

しかし営業ができるようになった私には
ある不安がずっと付き纏っていました。

それは「営業で成績をあげられなくなった瞬間、首を切られるのでは」
という、職を突然失う恐怖です。

ずっと「仕事を失わないようにしたい」と思って試行錯誤してきたのに
結局根本の「仕事を失う恐怖」は解決できていませんでした。

そしてその不安感から精神的に参ってしまい
だんだんと仕事の連絡が見れなくなり
最終的には一切仕事をしなくなりました

よく会社員の方から
「自己管理能力がないからフリーランスになったら仕事をさぼってしまいそう」
なんて相談を受けますが

私も最初から自己管理ができたわけではありません。

元々インドアだったのもあって
一日中家にこもってゴロゴロする日々。

ずっと布団の上で過ごしていたので体力も落ちたし
ずっと陽が当たらない部屋にこもっているので

どんどんメンタルも落ち込んでいきました。

「やらなきゃ生活費がなくなる」
「こんなダラダラしっぱなしではよくない」

と思いながらも

「お昼ご飯を食べたらやろう」
「お昼食べたら眠くなったから、夕方から頑張ろう」
「夕方になったから取り敢えず晩御飯を食べよう」

…で気づいたら夜になっている日々。

何もしていないけれど
何もしていないことがストレスになって
じわじわとメンタルがすり減っていきました。

本当に必要だったスキル

そんな自堕落な生活を送っていた私ですが
いよいよ生活資金が底を尽きるというタイミングで
なんとか求職活動を始めました。

直近の生活費を稼ぐためにアルバイトに行きながら
クラウドソーシングサイトなどで
仕事を探す日々。

そんなときでした。

営業代行時代にお世話になっていた経営者の方の一人が
秘書業務をお願いしたいと、ご相談してくださいました。

お仕事をいただく以上はしっかり対応したかったので
生活も見直しました。

そして生活を見直したことをきっかけに
メンタルも回復し、新しいお仕事も続々と
ご依頼いただくまでなりました。

お陰様で現在は
・経営者の方の秘書業務 2件
・企業のバックオフィス、秘書業務 3社
・税理士事務所の経理サポート 1社
を担当させていただいています。

そして今、フリーランスとして活動する中で感じるのは

本当の安定は
「自分で、仕事を得られる力があると実感できること」
だなと考えています。

会社員をしていたころは
何か、手に職をつけなければ
将来的な安定はないと思っていました

でもコロナ禍をきっかけに
スキルは時代とともに移り変わる可能性があるので
必要なのは「売る力」だと思いました。

しかし営業力を身につけた先に待っていたのは
売上をあげられなかったら仕事を依頼してもらえなくなるかも、という不安感
でした。

そこで私は

本当の”安定”に必要なものは「ソフトスキル」だと

結論づけました。

なぜソフトスキルなのか

ソフトスキルとは

そもそも、「ソフトスキル」という言葉がかなり抽象的なので

まずは私の考える「ソフトスキル」が何なのか

ということからお話します。

私の考えるソフトスキルは以下の通りです。

ソフトスキルとは

業務を遂行する上で土台となるもの

具体的には
その人が持つ「考え方」の部分。

例えば

コミュニケーション力や、課題解決のための思考力、
それらを行うベースにあるその人がもつ「考え方」のこと。

なぜソフトスキルが重要なのか?

重要なのは「一緒に仕事をしたい」と思われるか

まず私がソフトスキルを重視する理由の一つが

ソフトスキルがないと「一緒に仕事をしたい」と
思ってもらえないということ。

例えばコミュニケーションにストレスがないとか
先回りして気づいて行動してくれるとか
そういう、目に見えない細かい気遣いですね。

経営者も、私たちと同じ「人」です。

どれだけ仕事ができたとしても
「この人と合わないな」と思われたら
直ぐに切られてしまいます

私自身、採用に関わったりもしていますが実際

「多少能力が基準に満たなくても
人が良かったり、やる気が感じられる方は
採用してから教育すればいい

という考えで採用されるケースは多いなと感じます。

逆にコミュニケーションに難がある方は

「経歴は素晴らしいんだけど
チームに入ってもらってもコミュニケーションが
取りづらそうだから今回はお断りしよう」

という判断をすることも多いです。

なので、どれだけ仕事の技術を磨いたとしても
ベースとなる「考え方」が整っていないと
安定してお仕事を請け続けることは
難しいと思っています。

自分を守るためにも必要

そしてもう一つは、自分自身を守るためです。

どれだけ成果をあげられても

どれだけ周りから必要とされても

自分自身を追い込んで、精神的にやられてしまうようでは
仕事として継続することができません

会社のように誰かから強制されなくても

自分で目標を立てて、そのための生活リズムを作って
自分が潰れないようなスケジュールを組む力は必要不可欠だと考えます。

実際、私が見てきた中で
フリーランスとして仕事を続けられず
会社員に戻っていった方の多くは

①成果を出すまで頑張れなかった
②成果は出せたけど、自分を追い込みすぎて潰れた

のどちらかでした。

なぜこのブログを始めたのか

私は、営業の道を示してくださった経営者さんだけでなく
そのあと何度も挫けそうになった私を繋ぎ止めてくれた
フリーランスの先輩がそばにいたから
諦めずにここまでくることができました。

しかし、今思い返しても
会社員からフリーランスとして活動が安定するまでは
精神的にとてもきつかったなと思っています。

加えて当時は

「私なんかが任せてもらえる仕事なんてあるのか」
「仮に任せてもらえたとして、本当に遂行できるだろうか」

という不安をずっと抱えていました。

私は、自分自身が、後天的にソフトスキルを身につけたからこそ
話せることがあると思っています。

現在、オンラインスクールでも
独立支援や、コーチングを担当させていただいています。

しかし、敢えて個人でもこのブログのように
発信活動をしている理由としては

スクールだけでは救えない人がいると思っているからです。

というのも、スクールに入会する人は
「これがやりたい」とか
「こうなりたい」がある人だと思うんです。

でもそもそも

「自分にはできない」と思っていたり
「何から始めたら良いかわからない」
「自分には何が合っているかわからない」

という人は

「自分にはどんなスクールが合っているのか?」
「スクールで教えられている内容は、自分にできるのか?」

が分からないと思うんです。

私自身、この「自分に何ができるのか分からない」に悩んだせいで
1年以上行動できませんでした。

私は、自分自身が何もなかった事務職員時代に
道を示してくださる方に出会えたからこそ

ここまで進んでこれたと思っています。

でも、誰もが運良く
道を示してくれる人に出会えるとも限りません。

なので、スクールみたいに
大人数をいっきに変えることはできない代わりに

私の元に来てくださった方には
徹底的にサポートさせていただきたいなと思っています。

さいごに

今では私の元で学んで独立して行った方も
何名かいらっしゃるようになりました。

その中で、みなさん私をみて
「迷わず行動できているのがすごい」などと
言ってくださることも多いのですが

私自身、最初から行動できていたわけではなく
周りの方の助力があったり、試行錯誤を繰り返して
気づいたらできるようになっていたものばかりです。

「何もない」と思っていても
必ずあなたにしかない良さはあります

「今どん底かも」って思っている時は
意外と新しい何かを身につけるチャンスだったりすると思っています。

人それぞれ悩みも、目指す姿も違うと思いますが

今、もし何かに行き詰まったり
悩んでいるようであれば

私のこの記事が少しでも勇気につながれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!