こんにちは!
本記事にお越しいただきありがとうございます!
さて、本日は「目標設定」と「目標を立てた後の行動計画」
についてお話ししたいと思います。
正直、目標設定が重要といわれても
ピンと来ない方の方が多いと思います。
とはいえ、目標を立てましょう、と言われると
「ほんとに自分にできるかな?」
「こんなのでいいのかな?」
なんて思いながらも
なんとなく「いつまでにこうなれたらいいな」を想像しながら
それっぽい目標を立てますよね。
でもこれ、実は真剣に考えていないと
後で大変なことになりかねません。
実際私はそこまで考えられていなくて
目標に向かって必死に努力した結果燃え尽きて
そして燃え尽きた結果何もする気になれなくて
一時期精神的に病んでしまって
寝込むところまでいきました。
流石にそんな極端な例は私くらいだとしても
でもこれってみなさん起こりうる話だと思っています。
あるいは寝込まないにしても
それなりに悩みを抱え続けることになりかねません。
私は自分自身の経験から
同じような経験をする人が少しでも減ると良いなと思い
この記事を読みに来てくれた方には
私の知見を全てお話ししたいなと思います。
目標設定の2つの種類
そもそも、目標設定には2つあると思っています。
それは
①現実的に考えて、いつまでに何を達成するのか設定したもの
②実現可能かは置いておいて
「こうなりたい!」という理想だけを追求したもの
の2種類です。
順にお話ししていきます。
① 現実的に考えて、いつまでに何を達成するのか設定したもの
多いのはこちらのパターンだと思います。
目標を質問すると、大抵の場合
「よく分からないけど
このくらいのペースならいけるかな?
と思って設定しました」
という回答が返ってきます。
これは間違いではありません。
でも、本当に重要なのはもう一つの
「実現可否は置いておいて、
”いつまでにどうなりたいのか”を考えること」
です。
なぜそれが重要なのかもお話ししていきますね。
② 「こうなりたい!」という理想だけを追求した目標
まず、この目標を考えるときは
出来そう、出来そうにないは置いておいて
「いつまでにどうなりたいのか」を考えてみてください。
考えられたら、その目標を達成できた自分を想像してみてください。
ワクワクできましたか?
そこでワクワクできないなら
本当の自分の理想の姿ではないはずです。
よくあるケースとしては
・月収30万円を達成したい
・リモートワークを実現して旅暮らしをしたい
・オンライン秘書(あるいは別の職業)でリモートワークできるようになりたい
などなど
でもそれって、本当にあなたに必要な目標ですか?
世の中で
「リモートワークをするならこの仕事がいいよ」
「リモートワークで月収30万円達成しました!」
「在宅で働けるようになって、カフェや旅先で仕事をしています」
というフレーズを聞いて
なんとなく「いいな」と思っているだけではありませんか?
もちろん、本当にそうなれたらいいな、
と思えているのであれば問題はありません。
でも例えば、月収30万円では足りない方もいれば
反対に、本業を辞めるつもりはないから
副業程度にできればいいという方も
いらっしゃると思います。
改めて
「自分が本当に達成したい目標は何か?」
「なぜその目標なのか?」
「その未来を想像したときに自分はワクワクできるか?」
を考えてみてください。
理想から目標を考える必要性
さて、ご自身の理想は描けましたでしょうか?
描けた方は次に
「いつまでにそれを実現したいのか」を
考えてみてください。
実はこれが一番重要です。
「こうなれたらいいな」という理想の追求の場合もあれば
生活のために「年末までに少なくともこのくらいの売上は達成しておきたい」のように必要に迫られているケースもあると思います。
どちらにしろ
「いつまでに」
がとても重要になります。
なぜこれが重要なのか、
もう少し具体的にお話ししていきましょう。
目標から逆算するという考え方
ここでは分かりやすいように
年末までにリモートワークで月収30万円を達成したい。
年明けからは、旦那の転勤が決まっており、なんとしてでもそれまでに
場所に囚われない働き方を実現したい
という目標を例にとってお話ししていきます。
この場合、「年末までに」というリミットが決まっていますよね。
ここで、「①いつまでに出来そうか」という視点しか
持てていない場合、どうなるかというと
(仮に、今が7月だと仮定します)
・副業のスキルを身につけるのに2、3ヶ月かな
・スキルを身につけたとしても、仕事を取る方法も分からないし、直ぐに仕事をいただけるとも思えない。。だから、大体4〜5ヶ月目で、案件獲得についてのアクションを起こしていこう
のように「いつまでに何をやるか」で目標を立てると思います。
しかしこの時、大きな観点が見落とされているのです。
確かに、いきなり仕事を得るのは難しいかもしれません。
でも4〜5ヶ月目で初めて仕事を得た人が
半年後に月収30万円を達成できるでしょうか?
もっと現実的なスケジュールに落とし込むとすれば
・1ヶ月目から、仕事を受けながらスキルを身につけていく
・2ヶ月目にはリモートワークに少しずつ慣れて、クライアントを増やしていくための行動
・3ヶ月目以降は、少しでも早く30万円を達成できるように、単価アップのための行動
のように、もっと前倒しで進めていく必要があります。
上記はあくまで例なので、
この進め方が正解というわけではありません。
要するにお伝えしたかったこととしては
いつまでに何を終わらせておくべきなのかを考えていなければ
取り返しがつかないくらい進捗が遅れている
なんてことになりかねない
ということです。
そしてその逆算をするためにはまず
「いつまでに何を達成したいのか」
が先に明確になっていなければ
逆算もできません。
なぜ、現実的な目標設定だけだとダメなのか
ここまで読んでいただいて
目標から逆算が必要なことは分かった。
けれど、その目標は別に「本当の理想」じゃなくても
「現実的にどこまでならできそうか」でも
良いんじゃないか
という方もいらっしゃると思います。
確かに、先ほどの例のように
明確な転職や生活の変化などがない方は
「できる範囲で設定した目標に対して逆算すればいい」
と思うかもしれません。
ですが、ある程度自分の中で
理想の生活と、それを実現する期日を決めておくべき必要性は
他にもあります。
モチベーションを引き起こす
例えば
・好きなアーティストのライブにいく
・恋人と連休にデートにいく
・休日は趣味の美術館にいくことにしている
など
自分の楽しみな予定って
日常的に思い出してはワクワクしますよね。
ワクワクしながら
現地で何しようかな、と考えたり
事前にいろいろ調べたりもするはずです。
これは自身の目標設定についても同様で
ワクワクできる目標だと
自然と
次何やろうかな
どうしたらできるようになるかな?
早く達成したいな
と取り組むモチベーションができます。
しかし「いつか実現できたらいいな」くらいの目標は
「いつか」なので、どうしても後回しにしてしまいます。
・本業が忙しかったから
・家事をやらないといけなかったから
などなど
忙しいを理由に
「やりたいなと思っているけど後回しになっていること」に
心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
人は必要に迫られたことから処理してしまいがちです。
その中で「必要不可欠ではないけれど、やりたいこと」の
優先度をあげるためには
ある程度、自身がワクワクして取り組める状態に
もっていくことも必要です。
挫折する原因になる
そして一番重要なのがこれです。
「挫折する原因になる」。
人が挫折するときの多くは
「進んでいる実感がないとき」
です。
ある程度目標から逆算して動けているうちは
それなりのスピード感で物事に取り組む必要があるので
定期的に自分に変化が起きます。
変化が少なかったとしても
自分の計画通りに進めているという実感は得られるはずです。
しかしここが
「できる範囲で頑張って、いつか達成できたらいいな」
だと
なかなか成果も出ないし、自分の中の計画も立てれていないので
「頑張っているのになかなか成果が出ない」
という感覚になってしまいます。
そして、最終的に
自分には向いていなかったんだ、と諦めてしまったり
なんとなく気づいたらやらなくなってフェードアウトしていまいます。
さいごに
目標設定や、目標から逆算した行動計画、なんて一言でいいますが
実際には適切な目標ができていないと
お話ししたように、せっかく頑張っていても
成果が出ずに諦める原因にすらなってしまいます。
学校や会社でも、
目標設定の考え方や、なぜ必要なのかを教えてくれるところは
少ないなという印象です。
でもそれは学校や職場が悪いのではなく
そもそも、しっかりとその本質を理解できている人が
少ないから
「上司から言われて自分もやらされたから、部下にもやらせてる」
みたいな構造も多いのかなと思っています。
そして仮に行動計画を立てられたとしても
立てただけで実行に移せなければ意味がありません。
基本的に日本の会社だと
行動計画を立てて、その通りに行動できているのかを
細かく追跡して、適切にフィードバックしてくれるところも
少ないのかなと思います。
目標設定や行動計画の精度をあげるためには
経験のある方から適切なフィードバックをもらえるのが一番ですが
まずは自分なりに目標を立てて行動してみる。
というのがまずは自分一人でもできる第一歩かなと思います。
ぜひ、ここまで読んでいただいたあなたには
読んで終わりにせず、少しでもご自身の日常に
反映させていただけたら嬉しいです。